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リノベーションについて
リノベーションとは・・・
人と家のよりよい関係をみつけだし形にする事です。
「家を建てた。」「家を買った。」
それで「家」という夢は実現したかもしれません。では・・思い描いていた「暮し方」は実現しているでしょうか?
家と、そこに住むあなたの気持ちには、”ズレ” が生れているかもしれません。
その原因を知り、そのズレを修正すれば、あなたと家の関係は「もっとよく」なり、日常はより豊になると思います。
中古を購入する時、その家とあなたを結び付ける”何か理由”があります。金額的な理由だったり、環境という理由だったり、という事かもしれません。ですが「こんな家」と思う家を手に入れる理由(わけ)はないはずで、具体的な言葉に出ない”何か”があるからこそ、そこから「家とのよい関係」を作っていく事ができるのです。
設計したり工事したりしていく中で、家との時間を積み上げ「よりよい関係」になって、思い描く暮しの場が実現します。新築ではない古い家だからこそ、あわてず、気張らず、じっくりと考える事ができます。
その家には、本来持っている魅力があって、あなたの描く暮しにふさわしい場となるようにうまく引きだした時、あなたの気持ちも家も輝き出します。生き生きしはじめます。
それが人と家のよりよい関係です。
リフォームが「部分的な改修」または「表面的な改修」と言われますが、リノベーションも、もちろん「改修」ですが、あなたに「ふさわしい場」となるよう家を仕立て直すという事だと考えます。
もちろんそのためには、細心の計画が必要です。既存(元の家)が存在するという意味では新築と同じではないけれど、考える事、夢見る事は、新築と同じです。リフォームとか改築という言葉に囚われず、自由に考えてみましょう!
中古で思い描く暮しの実現
中古マンションや中古住宅を探し、それをご自分の好きなように改装して住みたい、という考えは、とても魅力的です。新築マンションや建売という「常識な家」では、味わえない暮しができるのです。
積重ねられた時間の質感、それと現代の暮しの対比の刺激。商業的戦略によって作られる「常識な家」では絶対に味わう事ができません。
古さは不便さも伴うかもしれません。でも、それもひとつの魅力ととらえてみましょう。
「住む」こと「暮す」ことは、そんなおおらかさが必要だと思います。
中古を自分仕様にカスタマイズする家作り・・・それがリノベーションです。
「家づくり」とは、「新築」する事だけを言うのでではありません。自分(家族)らしい暮しができる場を作る事です。「家づくり」もっと自由でいいと思います。
リノベーションできるもの
▽ 現在お住まいの住宅やマンション
家族の記憶を刻んだその家を大切にしましょう。
その街に暮しつづけること、大切ですね。
▽ 中古で購入しようと思う住宅やマンション
思い描く暮しが実現できます。
▽ 古くなり入居者が減ったアパートや賃貸マンションやテナントビル
そのままでは不良資産になってしまいます。今までの「常識」では、もう魅力がないからです。でも考え方を変えれば、必ずよみがえります。
▽ 売れずに困っている中古住宅
表面的リフォームをしても、その魅力は出ません。住めればいい、という時代ではありません。根本的な魅力付けを考えましょう。
▽ その利用方法に困っている または建て替えを検討している公共施設など
はたして建て替える事が最善の道なのでしょうか?市民が求める使い方があるはずです。その企画から考え直しましょう。必ず魅力ある建物に生まれ変わります。
▽ 団地・社宅
環境において、それはとても魅力的です。敷地内の木々やオープンスペースは街の資産です。機能性の古さはおぎう事ができないことではありません。
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リノベーションの注意点
現在お住まいの住宅やマンションならばその状態や周囲との関係がわかりますが、新しく中古を購入される場合は、基本的な構造の状態がどうなのか、それは専門家にご相談ください。また、近所の関係(マンションの場合には、上下左右の部屋)や周辺の特性など何度かその場に足を運び体感してください。
戸建ての場合
その状態(特に構造)によっては工事費がかなり変わります。どんなに見た目が気に入ったとしても断念した方がいい場合もあります。設備関係の変更は、マンションに比べて自由度は高いのですが、既存の風呂をもっと大きくしたい場合には、基礎との関係がでてきますので、注意が必要です。
建築確認済証および完了検査済証があるかどうかの確認は大切です。建築確認済証があったとしても完了検査済証がない場合には、建ペイ率・容積率をオーバーしていたり、根本的に確認申請の時とは違った形になっていたりと、違反建築である可能性もあります。違反建築である事も問題ですが、構造的に考慮されていない事もありますので注意が必要です。
マンションの場合
・まず大切なのが、その建物の管理状態がいいかどうかです。それが悪ければ後々問題が起こる可能性が高くなります。管理状況や修繕計画など、ご自分でも十分調べてください。
・次に配管・排水管の位置です。ある程度、水まわりの位置変更は自由ですが、排水管は室内を貫通している場合が多いので、どこにでも位置変更できるものではありません。現状の排水管の位置からあまり離さないほうがよいです。コンクリートの床から仕上がりまでの高さを高くするなど方法はありますが、高過ぎても困ります。プランを考える場合に、まず、その位置を確認してください。
・排気の位置・・これも重要です。基本的に、コンクリートの壁や梁に穴を開ける事はできません。古いマンションの場合には、換気に関する考えも古く、機械ではなく窓での自然換気になっている場合もあります。それによっては、窓を使って換気ダクトを外に出す事を考えなければなりません。台所、風呂、トイレの換気がどうなっているのか、チェックしてみてください。
・築年数、耐震診断のありなし(ある場合にはその結果)を確認してご判断してください。
改修工事と建築確認
建築確認申請の受付日が、1981年(昭和56年)6月1日以降のものは、新耐震基準を満たしている事にはなっていますが、それ以降2000年(平成12年)6月1日に法改正されておりますので、それより前に確認申請を出しているものは「安全」というわけではありません。でも、いづれどこかでまた法改正があれば、それ以前のものについては「安全ではない」となってしまいます。きりがありません。古いものに住む場合には、ある意味「自己責任」という部分はあります。マンションの場合、個人ではどうにもなりませんが、戸建の場合には、(ご予算にもよりますが)構造補強をする事ができます。その補強も全体を考慮して行わなければ意味がありません。専門家といっしょに考えましょう。
増築・大規模改修
増築または大規模改修をする場合、建築確認申請をする事が必要になります。その場合、元の建築が、建築確認済証 および 完了検査済証 がある事が必要になります。もしそれが無い場合、工事をする事が難しくなります。
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