リフォーム後2年、中板橋の家


昨年とその前の年、2回にわけてリフォームした『中板橋の家』の奥様Kさんからメールをいただきました。


⇒ 築3年でリフォーム・中板橋の家


Kさんには3人のお子さんがいます。とても元気な子達ですがコロナの影響で学校が休校となりずっと家にいるしかありません。どうしても出勤しなければいけないお仕事をされているKさんは、家にいるお子さん達の心配、ご自分の仕事の大変さ、そしてご自分が感染し子供達にうつすのではないかという不安、と戦う毎日です。

書かれているご家族の様子やご自分の気持ちは、みなさんと同じだと思います。なかなかそういう状況や気持ちを表す事ができないかもしれません。Kさんの書かれた事を読んで「そうそう」と共感する事も心を少しやわらげる事ができるのではないかと思い、了解を得て、メールの文と添付してくっださった写真の一部をここに掲載させていただきます。


また、世の中がこんな事になり家族がずっといる事など考えもしませんでしたが、家がどういうものであるかについても少し書かれています。



私は、家に帰るとホッ…とします。


ドアを開けると目に入ってくる男前な玄関に「今日も勝ち抜いてきたぞ!」という心境になります。


2階に上がると、何も主張しない、凛としたリビング空間。物が少ない家なので、入ってくる背景が、木と白い色の2種類です。シンプルですよね~!


長女(中学生)と次女(小学生)が、夕飯を作りテーブルに並べてあります。


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朝・・


起きて、静かなリビングが1番落ち着きます。

コーヒーを飲みながら、今日も頑張るか!と気持ちをリセットしてくれます。


子供達の行動変化・・


なぜだか、みなリビングにいます。私は、時折、自分の部屋に逃げ込みますが…うるさくて?。

長女は自分の部屋で寝てません。リフォームした1階で寝てます。「ぐっすり眠れる…」と言っています。ここが1番の行動変化ですよ。


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リフォーム以前は、お子さん達誰も近寄ろうしなかった和室でした。そこに、そのお嬢さんだけでなく他の二人の子とKさん合わせて4人が寝ています。

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長女・・


終業式に学校に行き、宿題だった日記を提出しました。誕生日の写真を見て担任の先生が「えっ?喫茶店で誕生日会したの?」「Cafeみたいな家だね。いい家に住んでるわ~」と、言われたそうです。


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うちに限らず、子供達のストレスが何より心配です。

中学生にとっては、人生で1番楽しい時期…

息子は、最後の小学校生活。小学校最後の修学旅行も中止になってしまいました。


全ては「命が優先」は、わかってはいるのですが

日本中の子供達が可哀想だなっ~と。


でもでも、そんな事ばかり言ってられません。

昭和生まれは、耐えて生き抜いてきた世代…

平成生まれは、ゆとり世代…

子供達には、耐える事を学ぶ時間なんだと勝手に自分に言い聞かせています。


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私は、勇気を出して、新宿で志田さんにお会いし、リフォームをして良かったです。


もし、リフォームをしてなかったら・・


(掃除したいけど、やる気がうせる)玄関タイルを見てため息、仏壇みたいな収納(=病院を連鎖します)を目にし、気分も落ちた状態で薄暗い階段を上がり、着いた先には、片付けたのか?片付いていないのか?分からない主張すぎるリビングが待っている。


考えただけでも恐ろしい。。



⇒ 大きらいだった和室や階段を直した2回目のリフォーム


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今、この状況の中で冷静な精神状態を保ち続けることは誰にとっても難しいと思います。その中で必死に呼吸を整え、皆さんが、それぞれの中で様々な選択をしています。


この道を選び、この無理ゲーを終えた先に、私は立っていたい。


笑ってテキトーな話題で盛り上がるその時を心待ちにして。


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中板橋の家 リフォームから2年後


中板橋の家 リフォームから2年後>


リフォーム前、薄暗くて狭苦しくて、Kさんが大きらいだった階段。

リフォーして階段のケ込み(立上り部分)を抜き、光も風も抜けるようになりました。

その階段は、お子さん達の居場所の一つになりました。籠って我慢する毎日ですが、その階段で勉強?もしてるそうです。

大人より子供のほうが柔軟に対応できるのかもしれません。家として子供達の発想に少しでも役に立てているとしたら、うれしいです。






”考えている事・見ているもの”が「何か違う」と、ひとりで悩み続けないで、よかったら、家の話しをしませんか。

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