「築10年で外側もまだ新しく壊すのもったいないですし、新しい家にあんまり興味がわかないんです。」
そう言われた施主は築10年の木造住宅を購入され、リフォームする事を選ばれました。30代ご夫婦とお子さんの家です。
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しかしその家の1階リビングは、実は元はガレージだったところを簡易的に部屋にして増築していました。ガレージ側にあったリビングの窓、そしてトイレの窓もをそのまま残してあって、とても驚くリビングでした。
1階をちゃんと作り変える事を中心にした改修工事をしました。
玄関・階段
玄関廻りと階段も作り直しました。
階段見上げ
南側にお隣が隣接していて1階が暗い家でした。なんとか明るさを取り込むために、階段とリビングの境壁と2階にある和室の壁を壊して障子を入れ、2階からの入る光を階段を通して1階に導きます。
1階リビング 階段側に作った障子。
階段自体からも下に光が届くように、蹴上部分にアクリル板を入れました。階段下は作り付の机。
障子を開けたところ
障子をあけると玄関部分とつながり広がりを感じられます。お子さんが大きくなったら、ここから出入りする事も想像しつつ。。
床:杉板 壁・天井:チャフウォール
工事前のリビング
1階リビング(キッチン方向)
リビングの奥(東側)がキッチン。キッチンは元のまま。キッチンとリビング(ダイニング部分)との境にカウンター収納を作り付ました。
作り付のカウンター収納
料理が好きな奥様が持っているいろいろな器具や道具をいつでも使えるようにここに収納します。
数年経ってから作った 作り付のTV台
ここに合うものが見つからず、「TV台を作りたい」とお話がありました。そのTV台の端を、お子さん用の机にしました。椅子はご主人の手作り。
【i:yoについて】
築10年の住宅を購入された若い御夫婦が、西向きの家を少しでも明るくしたいと、リフォームすることになりました。
南隣の家は接近していて、1階は薄暗く、また、前の持主が、車庫を洋室に改修したのですが、あまりに簡易的な工事をしてあり、部屋の中にアルミサッシが残っていたり、きわめつけは、車庫に面してついていたトイレの窓がそのまま残り、部屋の中にトイレの窓があるという驚きの家でした。
構造補強とともにその部分を全部壊し作り直しました。また2階から明るさを取込むように、階段およびその回りを作り変えました。
i は施主のイニシャル「 i 」、愛(Love)の「 i 」、家の「 i 」
yo は お子さんの名前から。
二人の愛情( i )あふれる人柄、そして
お子さん( yo )君と三人の家( i )という事
それで、i:yo [読み:イヨ]
「い~よ」「いいよ!」という感じ・・
中古の家だけど、そのままで「いいよ」・・と。
■ 建築概要
建築地 | :神奈川県川崎市 |
施主 | :夫婦+子(設計当時) |
構造規模 | :木造2階建て |
施工 | :(株)幹建設 |
構造アドバイス | :S.FORM 大内 彰 |
i:yo(イヨ) についてのいろいろな話をブログにも書いています。
リフォームの 工事前/工事後 の写真はこちらでご覧いただけます。
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