コラム:小さな家ってどうですか?


Houzz に 「小さな家をつくる時に知っておきたいこと」というコラムを書きました。


小さな家をつくる時に知っておきたいこと

小さな家で充実した暮らしを実現することは可能です。そのために知っておきたい心構えと、家づくりのテクニックをご紹介します。

小さな家といっても、どのくらいから”小さな家”というのかわかりませんが、小さな家に住むには、暮らしに対する考え方を変えないといけません。小さな家を作るなら、家には様々工夫が必要です。


その事について書いたのが、上記のコラムです。ぜひ一度読んでみてください。


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小さな家の何がいいのか


コラムを読むと「小さな家には、簡単には住めない」と思われてしまうかもしれません。もしイメージするだけで苦しい感じがしてくるのなら、絶対に止めたほうがいいです。決して無理する事ではありません。ご自分が快適に思える家を手にする事が大切です。でも、「まあなんとかなるかも。」と思えるなら、”小さな家”について考えてみてください。


「小さな家の何がいいのか?」と言えば、『気楽さ』です。


工事費はもちろん、住み始めてからの光熱費など掛るお金も少ないし、掃除も楽だし、家の全体を把握できるし、実際に小さな家に住むまでの過程で持っている物も少なくなっているでしょうから、とても身軽です。

そして・・土地や家にしばられない感覚を持てるようになるかもしれません。



小さな家ってどうなの?


では、小さな家って、狭苦しくないのか?住み心地はどんなものなのか?これまでできた小さな家に実際に住んでいる人の話しを、まとめてみました。


「小さな家は気楽だ!」と言われても、その感覚はよくわかりませんよね。実際に小さな家に住んでいる人がいますので、その人達の話しを聞いたほうが理解できると思います。


以下に、4つの小さな家に住む人の話しを掲載します。(*施主インタビューからの抜粋)


小さい家に住むってどんな感じなのか・・住む人の話しを参考にしてみてください。。




LWH003


木造2階建て+ロフト 延べ約50m2(15坪)*ロフト面積は別(約10m2/3坪)

夫婦+子供1人+猫2匹


家族3人と猫が暮らす小さな家 LWH003

(3帖のダイニング。小さな家の中の小さな場所。とても落ち着いて心地いい。)


家族3人と猫が暮らす小さな家 LWH003


ーー どんな家が欲しかったですか?

小さな家・・・。「安心の7坪」(*)と思っていました。7坪あればできる!と。昔の団地も50m2(15坪)くらいでしたよね。[*ワンフロー7坪の2階建で14坪。階段含めると15坪 ]


ーー この家はどんなところがいいですか?

住みやすい!家事は楽になりました。(家が)シンプルだから(いろんな事が)やりやすい!賃貸だった頃、引っ越すとくつろげませんでした。サイズの合わない服みたいな感じです。自分達の生活と形(家)があってないので、荷物をあっちこっち移動しながら”微調整”が必要でした。この家に引っ越してからは、それがありません。”オーダー”した(家な)ので、手に余る事がないし、不便さもありません。


無駄に豪華ではなく、シンプルにしておいてよかったと思います。単純さがいい。何かをやろうと思った時にやりたい事ができます。(家が)単純で簡単だから、やる気になります!なぜ世の中には、無駄な機能がついているものが多いんでしょうね?無くても済むのに。広さについても・・必要十分な大きさです。そうじするのも(やる範囲が少ないから)「ここだけやればいいんだ」と気楽!物(食器類なども)少なくなしたから、食洗機は必要ありません。あっても(洗い物少ないないから)手洗いしたほうが早いし。


ーー ひとことで言うと、どんな家でしょう?


たたずまいに”品(ひん)”がある家

身の丈にあっている家

潔い

余分なものがなくて美しい!


家族3人と猫が暮らす小さな家 LWH003

(小さな土地なので庭もわずか。でもそこを手作りして楽しんでいる。


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施主インタビュー:LWH003


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家族3人と猫が暮す小さい家 LWH003




マニハウス


木造2階建て+ロフト 延べ44m2(13坪)*ロフト面積は別(約11m2/3坪)

夫婦+子供2人


家族4人の小さな家 マニハウス

(作り付の机が食卓にもなる。写真右奥がキッチン。)


家族4人の小さな家 マニハウス


ーー 住んでみて、この家はどんなところがいいですか?

どこにいても声が通る 事!(存在を感じられる)

生まれ育った家が広い家でした。ですから逃げ道はありました。でもその反面、親とのふれあいがなかったですね~。


ーー 小さな家ってどうですか?

以前は「収納があればいい」「部屋があればいい」と思っていました。

(今は)物があると自分が楽に過ごす事ができないんです。 物を把握できてないと苦しくて・・。たとえば、引き出しの中に「これとこれが入っている」と言えないと嫌で・・物の位置を把握しておきたいんです。今はそれができるので安心です。

そうしないと実際に住めないというところはあります。なので、物を捨てられない人は小さい家に住めないかもしれませんね。


家族4人の小さな家 マニハウス

(この家で唯一の収納と言える「押入」。キレイに整理されていて、かつ、スペースが余っている。)


▼施主インタビュー全文はこちら

施主インタビュー:マニハウス


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家族4人の小さな家




LWH001


木造2階建て+ロフト 延べ50m2(15坪)*ロフト面積は別(約6m2/1.8坪)

1人


バイクガレージハウス LWH001


バイクガレージハウス LWH001


ーー 家を建てる前に考えていた事は

収納満載、物置の様な家は必要なく、できれば建物をミニマムにし、余剰部分で、広葉樹の成長を楽しみたいと考えていました。


ーー この家をひと言で表すと

『基地!』

避難できる場所。小さくて落ち着けるスペース。『山小屋』に近い感覚。私は『小屋番』かも(笑)

でも、この家に対して特別な意識はないです。”着慣れたTシャツ”のようで、普通に暮せます。


ーー 住み始めて変わった事は?

極端に言うと・・・『1円の物を買うのも悩む』ようになりました。(買おうと思う)その物の価値を考えます。へたをすると単にゴミになるわけです。物に対する考えが真剣! 買った後、ずっと家にあるんだから適当に考えてはいけないと思います。『家に合わせて考える』という感じ。


バイクガレージハウス LWH001

(2階のほうが好きと施主は言う。巣のような、山小屋のような場所。)


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施主インタビュー:LWH001


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小さなバイクガレージハウス LWH001

LWH001 8年後




LWH002


木造2階建て+ロフト 延べ50m2(15坪)*ロフト面積は別(約7m2/2坪)

1人


都心住むための家 LWH002

(玄関を入るとすぐダイニングキッチン。窓の外は緑。)


都心住むための家 LWH002

(2階はリビング。窓の外は緑。まさに、隠れた「巣」)


ーー どんな家にしたかったですか?

・小さい家でもゆったり暮らせる家

・予算が少なくても本物を感じられる、安っぽくない家

・自分のライフスタイルにぴったり合った家

・作り手の主張が強すぎない家


ーー この家は、どんなところが自慢できますか?

そうじが楽(←大きな要素!)。

気がねなく車や自転車に乗れる。

立地がいい!崖地のリスクはあるけれど、それ以上の価値がある。視線が抜ける。密集地とは違う。


ーー ひとことで表すとどんな家ですか?


『素』 『ベース』 『基地』

不本意というものがない。

自分自身で作った心地いい『素』であり『巣』

「ここに帰ってきたい!」という場


都心住むための家 LWH002


▼施主インタビュー全文はこちら

施主インタビュー:LWH002


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都心に住むための小さな家 LWH002

LWH002 4年後




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企画住宅:小さな家 ライトウェイトハウス・LWH

約50m2(15坪)2階建の家です。1~4人住む事ができます。

基本プランを元にして、ご自分で自由にプランを考える事が可能です。

小さな家ですが、身軽になって「本当にしたい暮らし」を楽しむための家です。



”考えている事・見ているもの”が「何か違う」と、ひとりで悩み続けないで、よかったら、家の話しをしませんか。

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