1年以上借り手のつかない賃貸マンションがありました。
理由は・・ 『細かい部屋ばかりで使い勝手が悪いから』

『部屋数があればいい』という貸し手の概念で作られた部屋はどうしようもなく使い勝手が悪く、滅入ります。しかも、その考えは不整形なこの部屋におかまいなしに押し込められたため、利用しずらいスペースをあちこちに作っています。

不整形ゆえにどうしてもプラン上表れてしまう三角部分をギャラリーのような広々とした玄関として考えました。青く塗られた壁は、この部屋のシンボルであり、いろいろな角度から、青い壁の反対側をゆるく隠します。

この部屋の長所と魅力を最大限に引出しました。

細かな部屋がなくなり、奥行9.5mの広がりと南北にある窓により、気持よく風が流れるようになります。

賃貸マンションリノベーション 303号室 プラン

賃貸マンションリノベーション 303号室 計画案パース

所在地 :東京都世田谷区代田
構  造 :RC造 3階/3階
専有面積 :約50m2(約15坪)
築年月 :1984年1月

 

残念ながら実現しませんでした。