家事をコンパクトにし家族の時間を大切にする生活基地

にしこいの家 外観 正面

共働きのご夫婦とお子さん 3人の家。

共働きのため、帰宅してからのわずかな時間しか家族と過ごす事ができない毎日。いかに家事をコンパクトに行い、いかに家族との時間を作れるか・・・

家は生活基地のようなイメージ。

それが施主の求められるものでした。

にしこいの家 外観 正面

にしこいの家 外観 西面

コンパクトな生活の動線を考えていくと平屋が一番よかったのですが、ご希望の部屋の大きさもあり2階部分がどうしても必要でした。可能な範囲で1階のボリュームを大きくした2階建てになりました。

外壁:モルタル+ジョリパット

にしこいの家 1階リビング

1階リビング

「広いリビング・対面キッチン・キッチンと風呂が近い事・1階にクローゼットと寝室・リビングのそばに書斎」がご希望でした。「生活基地」の機能は1階に全て集約されています。

写真右にキッチン、正面が奥に風呂やクローゼット、寝室があります。

床:杉板(厚さ3cm) 壁・天井:珪藻土クロス

にしこいの家 リビング キッチン方向を見る

1階リビング キッチン方向

「ぜったいにゆずれない」条件だった対面キッチン

キッチンから1階全部の様子がわかります。生活基地の中心。

左の棚の奥に書斎コーナーがあります。

にしこいの家 キッチン

にしこいの家 キッチン

キッチンからリビング方向

当初既成品のキッチンを考えていましたが、現在のシステムキッチンはほぼ引出式となってしまい、奥様の使い勝手ではそれがうまくなく、悩んだ結果、作り付にしました。必要な寸法を考えた引出と、扉のキッチンです。

多くの物を持たないけれど、「家の雰囲気に合った気に入った食器棚がない」という事で、食器棚も作り付にしました。もちろん寸法は一番使いやすいように奥様が考えられました。

奥のガラス戸は玄関ホールにつながります。誰かが2階に上っていくのもわかります。

にしこいの家 キッチンから書斎コーナーを見る

 

キッチンから書斎コーナーを見る

にしこいの家 1階廊下

 

リビング奥の廊下

 

大きな姿見の右のドアがトイレ、さらにその右が洗面脱衣+浴室。左のドアがクローゼット、さらに左が寝室。

にしこいの家 1階廊下

 

廊下から寝室方向を見る

にしこいの家 寝室

にしこいの家 寝室

 

寝室

 

4.5帖の畳の部屋です。

にしこいの家 玄関

玄関・玄関ホール

玄関ホールの上は吹抜けで、玄関部分の上部になる2階は書斎です。

にしこいの家 玄関・玄関ホール・階段

玄関から玄関ホール・階段を見る

にしこいの家 2階 階段踊り場

階段 2階踊り場から書斎(玄関上部)を見る

階段踊り場の床は木の格子にしました。階段下にはキッチンへ入るガラス戸があるので、暗くならないように。

にしこいの家 2階階段踊り場

にしこいの家 2階

2階

今現在は特に使い方が決まっているわけではありません。当面は、お子さんの遊び場。将来は部屋を区切れるように考えてありますが。

床:杉板 壁・天井:珪藻土クロス

にしこいの家 2階

 

2階 階段方向

将来個室として使うようになった時のために、トイレと洗面があります(写真左)。右側はバルコニー。写真右奥に書斎。

にしこいの家 2階書斎

 

2階書斎から階段方向を見る

【にしこいの家 について】

お子さんのために(も)、自然素材を使った家をつくりたい・・・というメールを奥様からいただいた事から始まりました。


・無垢材を使用すること

・家族の在り方や将来まで意識して設計に反映してもらえそうなこと

・モノの持ち方の考え方に共感できたこと

・町並みや環境に配慮したデザインにしてもらえそうなこと

・おしゃれさより実際の生活を重視していただけそうなこと


などが、私に声を掛けていただいた理由でした。

「多少ローテクでもなるべく自分の理解の範疇にあって,メンテナンスができ,生活に自然となじむような家にしていければいいなと思っています。」

そんな自然体の奥様とご主人とお子さんの家です。

共働きで、帰ってきてから数時間で集中的に家事をしなければならない奥様にとって、家の要素として、生活(家事)のため、「基地」のような リビング をご希望されました。そのために、1階に生活の要素を凝縮した家になりました。


■ 建築概要

建築地 :東京都国分寺市
施主 :夫婦+子
構造規模 :木造2階建て
敷地面積 :168.5m2(50.9坪)
建築面積 :69.9m2(21.1坪)
1階床面積 :62.5m2(18.9坪)
2階床面積 :34.7m2(10.5坪)
延べ面積 :97.2m2(29.4坪)
施工 幹建設

【施主からの手紙】 住み始めてからの感想

ご無沙汰しております。引っ越しから二週間以上経ちました。

新居はとっても快適です!朝起きて杉の床を見るたびに,幸せな気持ちになります。こんなに素敵なお家に住んじゃって,何かバチがあたるんじゃないかと思うほどです。

何といっても居心地がいいのはリビングですが,キッチンも同じくらい気にいっています。大工さんに作ってもらったキッチンも造り付けの家具も,木のサラッとした感じが気持ちよくて,立つたびにニンマリしてしまいます。

主人は仕事が忙しくて中々家でのんびりできていませんが,テレビを見ながらのごろ寝が気持ちよさそうです。庭で車を洗ったり,そのまま子供と水遊びしたり,楽しそうです。

車での買い物から帰ってきて,買った物を外のデッキに置いて,中に運んだり,仕事から帰ってきて,デッキ越しに「ただいま」したり,そんなささいなことも,今まではできなかったことなので,何だか「いいな~」って思います。

子供はやっぱり二階がお気に入りで,毎日のようにプラレールを広げて遊んでいます。庭はまだ何もいじっていませんが,それでも楽しいみたいで,油断するとすぐに一人で出て行ってしまいます。予想通り,早速色んなものを引きずったり落としたりして,床はすでに傷だらけですが,最初床に傷つけないようにおっかなびっくりだった私もそれでふんぎりがつきました。

階段や,キッチンの吐き出し窓,キッチンから廊下への出入り口など,志田さんに提案していただいたところは,住んでみて「なるほど~」と思っています。階段はスケルトンな感じが,光が入ることももちろんですが,一階とのつながりが感じられていいですね。。

にしこいの家 についてのいろいろな話をブログにも書いています。

⇒ ブログ Home Room [ Works ] にしこいの家