大家さんも住みたいと思える部屋に変わった!

賃貸リフォーム N apartment

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この部屋は41m2の1LDK。そのうちDKが約16m2(9.6帖)。水回りを除けば約半分がDKという事になります。それからわかるように「かなり広い」。大家さんである施主Nさんは、使い勝手を良くしたいとお考えでした。上の「Before]の写真を見てもらうとわかると思いますが、9.6帖の部屋の一面に流し台がくっついているだけ。「この部屋をどう使えばいいの?」と聞かれても私だって困ってしまいます。

Nさんはキッチンを「仕切って部屋にしたらどうだろう?」とお考えでした。それは一つの解決策ではあるけれど、独立した部屋になると夏場の暑さがどうしようもなくなります。そこで、1枚壁建ててキッチンとダイニングを仕切る事を提案しました。

壁がある事で、キッチンに必要な家具を置く事ができます。壁がある事で雑然として見えてしまうキッチンを隠す事もできます。そして、ダイニングスペースには落ち着ける場所になります。

その「壁」は、建築の下地材として使う合板張りにしました。住む人が自由に棚をつけたりする事ができるように。「自分の好きなようにできる」場所がひとつあるだけで「私の家」という気持ちも高まります。


*写真は全てNさんに撮っていただきこちらで修正しました。


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この部屋にもう一つ問題がありました。

玄関入ると部屋が丸見えになる事。広すぎて使いにくい上に丸見えで落ち着かない。Nさんのご希望もあって、玄関とDKの間にドアを付けました。

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当初はもっと部屋を変える計画だったのですが、いろいろご事情があり、最低限の工事となりました。やった事は、ドアを新しく作った事、キッチンとダイニングの間に壁を建てた事、リビングの入口の戸を「壁」の雰囲気に合わせたものを作り入れ変えた事、その3つです。

それだけで、ごくごく普通の賃貸仕様の部屋が、何か違う雰囲気に変わったのです。下の階に住む人に見せたところ「移りたい!」と言われたそうです。そして・・・

Nさんも「私もここに越してきたい」と言われました。

大家さんも「住みたい」と思う部屋に変わりました。


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Nさんにお会いしたのは約1年前。おひとりで新宿まで来てくださいました。それから諸々な事もありましたが1年後に完成しました。完成した部屋をNさんはとても喜んでくださって、私もほっとしました。

Nさんから、今回の工事の事を振り返って、感想をいただきました。





(以下、Nさんの感想です)


築9年のアパートを2012年に購入しました。(2020年現在、築17年。鉄骨造3階建6住戸の賃貸)

この部屋は広いということで入居してくれますが、流し台、ガス台の周りがどうもかたづかないようでした。結局2つある部屋(リビングとDK)を1部屋は使いきれず、入居者のみなさんは、半分のスペース(リビング)で生活することになってしまっていました。なんとかして、この広さを生かして両方の部屋ともくつろげるいい部屋にしたいと思っていました。

疲れて帰ってきてこの使い勝手の悪いところで、料理をしたい気分になるだろうか?自分が住んだとしても「さあごはん作ろう」という気分にはなかなかならないと思うこの空間をどうしたものか・・。湯気、におい、煙、油を広げないよう、作業のあとが丸見えにならないよう、囲むといいのではないかと考えいろいろプランを作っていただきました。

できたのは 小部屋ふうに部屋の中を仕切ったもの。ちょっとワイルドな 囲まれたスペースが出来上がりました。

この壁は、絵を掛けてもカレンダー・ポスターを貼ったり、「壊さない限り好きに使ってよい」という志田さんのアイディアで説明したところ下の部屋の方が移りたいと言っていました。

やはり、補修工事をきちんとしようと思い設計士さんにお願いしたからできたとおもいます。事情で当初の予定と変わってしまって志田さんにはご迷惑をおかけしてしまいました。しかし変更にも対応していただいたので完成してすぐ後悔するようなことはありません。後悔しながら、工事を始めてしまうことにもならずほんとうに感謝しております。ありがとうございました。


志田建築設計事務所さんのことはインターネットで 木を使って建物の改修をする事について調べているうち、無垢材を推奨、建築に使っている志田設計士さんのサイトにであいました。今回は事情で断念しましたが、床を杉板にしたアパートの部屋に改修したいと考えていたので。

当方、遠隔地でありますが、相談に乗っていただけるということでメールや電話など使いながら、一度は相談会に出向き、そのあと時間の都合がつくなら現地へも来ていただけるということで、無理をお願いしました。

このような条件をひきうけてくれるところはないと思います。また、その仕事の方針も納得できました。実際にお会いして、それからホームページ・ブログも全部読ませていただきました。設計されたおうちに住んでいる方のブログを全部読み、掲載雑誌の内容もみました。「この方は間違いない」と思いました。それでアパートの補修工事の設計をお願いすることにしました。

詳しい図面を送っていただき、それから何度もインターネットで指示や確認をもらいました。こちらでも工事はじつに丁寧にしていただけました。志田さんには最後までみてもらって安心でした。

以前には、納得できない工事を頼んでしまったことも工事費が高かったこともありました。わからないことがたくさん、それは勉強が必要と思いました。納得のできる改修工事を完成するには 本物の方を探す。それから自分で動かないとだめですね。そう思います。

コロナ禍の中でしたが、予定工事を完成することが出来ました。私が引っ越してきたい部屋ができました。





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