共働きの家族4人、小さな家の豊な暮らし

マニハウス 共働き家族が笑顔一杯の小さな家

共働きのご夫婦とふたりのお子さんの家です。

ご夫婦が見つけた土地は、約11坪。しかし、都心なのにまるで森の中のように目の前に木々が広がる奇跡的な土地でした。

マニハウス 外観

この土地には、計画道路・道路セットバック・埋蔵文化財調査・地盤補強と様々な条件が盛り沢山ありました。

マニハウス 外観

マニハウスは、このように緑豊な場所にあります。いろいろな規制によって、土地も、作れる家の大きさも小さくなってしまいましたが、この豊な緑を楽しめる家を作りたい・・・いや、作らなければいけないと思いました。

マニハウス 外観

外壁:モルタル+弾性アクリルリシン

玄関ドア:特注

マニハウス 外観(南面)

マニハウス 玄関

玄関と1階廊下

玄関にある下駄箱と小さなクローゼット、廊下にある1間の押入。そこに、この家での暮しに必要なもののほとんどが収納されています。

施主Mさんは・・・

「暮すのにそんなに多く物は必要ない」と言われ、、、元々物を多く持たれていなかったのですが、徹底的に物を精査し減らしました。

マニハウス 1階廊下

1階廊下から寝室を見る

マニハウス 1階寝室

マニハウス 1階寝室

1階寝室 約8帖

将来2部屋に仕切る事を想定しています。

床:杉板 壁・天井:珪藻土クロス

マニハウス 階段

 

階段

小さな家なので階段も可能な限り最小寸法で。

とは言っても私の中で譲れない最小寸法というのがあります。結構上り安いと、心配していた現場の人達にも好評でした。

マニハウス 2階リビング

階段を上ると目の前に外の緑が飛び込みます。

2階はリビングとキッチンと洗面脱衣+浴室です。

リビングは約7帖。机を作り付にしました。

設計時には食卓を置く事を考えていましたが、ご夫婦は、食卓も止め、机にあった長椅子を購入され、そこで食事もされます。

マニハウス 2階リビング(北方向)

写真は窓と反対側です。左奥(机の並び)にキッチン、壁の向うが洗面脱衣+浴室、右が階段です。

正面の壁の前にはTVを置くはずだったのですが、、、小さなポータブルTVで十分と。。

ハシゴはロフト用。

マニハウス 2階リビング

マニハウス キッチン

キッチン

長さ2.1mのステンレスフレームキッチン。物を持たない暮しのMさんには食器洗い機が必需品でした。

背面の壁には作り付けの棚。

左に洗面脱衣。

マニハウス 洗面脱衣

洗面脱衣からキッチン方向

ここだけ床はコルクタイル

マニハウス キッチン

キッチンからリビング方向

キッチンと食卓(机兼・・・いや逆)と一直線で最高に機能的。

台所仕事をしながらも横を向けばご家族が見え、そして緑が見えます。

マニハウス 2階

マニハウス ロフト

 

ロフト

主にご主人のスペース。早朝、ここでお仕事する事もあります。

住み始めて間もない頃のある朝・・・

「目の前の窓から、昇る朝日が見えます。オレンジ色の強い光が、木々の間から差してきます。志田さんに見せたいとこです!!!」

とうれしいメールが届いていました。

マニハウス こどもの絵

【マニハウスについて】

マニハウス+LWH 模型

「検討中(当時)の土地に LWH が建てられるでしょうか?」


というメールをいただいた事から始まりました。

その土地は12坪!さらに前面道路は4m未満のため、土地をセットバックしなければなりません。送られてきた土地の情報をもとに検討すると、LWH そのままでは入らない事がわかりました。LWHは建てられないけれど「LWHのコンセプト で家を建てる」事となりました。

打合せのため お住まいのマンションに伺うと、とてもモノ少ない暮しをされていて『もの少なく暮す』LWHのコンセプトそのものでした。ブログを一生懸命読んでいただき、そして LWH001 LWH002 と実際に見て感動してくださいました。

そんなご夫婦(共働きの30代)とまだ小さなふたりのお子さんの、小さいけれど、笑顔あふれる楽しい家です。

マニハウス という名前


施主Mさんの名前に由来するのですが、もう一つ、都市の「間(ま)に」家を作る という意味があります。

旧〇〇家の大きな敷地とお寺の大きな敷地の接する「間」であり、その両方の緑豊な土地と住宅地の接する「間」でもある敷地です。たぶん、この家をご覧になった人は皆「こんなところがあるのか」とビックリすると思います。

さらに、もう一つ、「まにあう」という意味。

延べ面積が 44m2(13坪) 小屋裏(ロフト)を入れても 約55m2(16坪) の家です。そこに家族4人で住みます。将来、個室を作る事も可能です。でも、収納は、多くはありません。それは、Mさんご夫婦のお考え、「必要最低限の物を持っていれば、生活するのに不自由ない」という事によります。つまり、最低限の物と最低限の家でも「まに」合うという事です。でも、決して必死に暮らす家ではありません。食洗器もあって、それなりに快適さも備えてます。

と、あれこれ言ってみたものの・・・・

「まぁ~なんとかなるでしょ!」という感じが、マニハウス・・・だったりして。

■ 建築概要

建築地 :東京都北区
施主 :夫婦+子(2人)
構造規模 :木造2階建て*ロフトあり
敷地面積 :37.3m2(11.3坪)
建築面積 :22.0m2(6.6坪)
1階床面積 :22.0m2(6.6坪)
2階床面積 :22.0m2(6.6坪)
延べ面積 :44m2(13坪)
施工 (株)幹建設

マニハウス についてのいろいろな話をブログにも書いてます。

⇒ ブログ Home Room [ Works ] マニハウス

【施主からの手紙】

マニハウス

----- ご主人Mさん -----

今日もセミセミセミの声にかこまれて新しい週のスタートです。一年この家にすんで、すっかり生活が馴染んでしまい特記すべきことがない…というのが感想です。完全に私達一家と一体化した感じです。

----- 奥様M(e)さん -----

主人の言う通り、マニハウスが馴染みに馴染んでしまい空気のようになってしまったという感じでしょうか。たくさんの虫に囲まれ、セミが網戸に止まって鳴いてくれるので子供達は喜んでいます。風通しを良くしようと窓を開けると、あまりのセミ達の鳴き声に再び閉めずにはいられないという本末転倒なこともあります。

マンションから戸建てに引っ越すと光熱費がグーンと上がると聞きますが、マニハウスの広さの(小ささの)おかげでほとんど以前と変わりません。1階にもまだエアコンは取り付けないですんでいます。

収納関係もまだまだ余裕のある状態ですし、主人の筋トレグッズが一掃されればもっと広々するので今後に期待です。

当たり前のように過ごしている日々ですが子供達がいつか、贅沢な場所で育ったんだなと思ってくれることを楽しみにしています。